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執筆者の写真環生 出山

ねこにすと61三宮オーパ2開催 と、桜耳の理由

こんばんは、秘密結社猫のために生きよ 出山です。

本日から開幕!

ねこにすと61三宮オーパ2

うちからはファミリーメンバーとしては初の次女・瓈麻(りま)がパネルとなります。




さて、次女の瓈麻がうちに来た経緯でも話しますかね。

これはまだ、私が今の夫と結婚もしていない、宮城に住むなんて思ってもいない、千葉市に住んでいたころのお話。


2019年の6月、わたしは今の夫と交際3か月で同棲を決めました。

まあ理由としては結婚を見据えていたというより

お互い同じ職場にいたのでわたしの借りてる部屋に一緒に住めば通勤がチャリで15分で済むっていう理由の方が大きかった気がします。

勿論一緒に住む条件は

「猫があなたを認めたら」

一択でした。

その頃は瓈央、瓈紗しかいませんでした。この2匹があなたを認めなかったら、社宅に戻る。それが条件。


こうして2019年6月から一緒に住み始めたわたしたち。

ところが6月末に突然ベランダに現れたのがこの黒猫。

うちの2匹がベランダを凝視していたことから不審に思った夫(当時彼氏)がベランダを見たら、いた。とのこと。


しばらくベランダでご飯をあげていました。野良猫も多かった地域だし、猫を飼ってる人も多かった。特に何も気にしてなかったんですよ、当時。


ところが7月に入ってある雨の降った日、ベランダにご飯を出そうとしたら家の中に入ってきてしまいました。何の迷いもなく、まるで自宅にでも戻るかのように、人に怯えもせず、しれっと、普通に。

一瞬迷いましたがそのまま外にまた出すなんてできなかった。

夫も同じ考えだったためそのまま家の中で保護することにしました。

今でも憶えてる。ふたりでミスターマックスのフードコートでチャーハン食べながら名前どうしようかって話してた、あの頃。




↑本当に2019年7月の保護したての写真↑

本当に人慣れしてたんですよ。びっくりでしょ。いきなり抱っこできるし。


で、ここからが桜耳にするこだわりの理由。

瓈麻を保護した後はすぐ、千葉市の動物愛護センターに電話をして、管轄の千葉西警察署に届け出も出しました。

(みんなも猫を保護したらまず飼い主がいないか確認してね!)

当たり前ですが避妊手術の予約を取りました。

瓈紗が譲渡時からずっとお世話になってる病院に。

ちなみにここです:井本稲毛動物クリニック


わたしはというと、瓈麻の避妊手術の日からポケモンGOの横浜のイベントに参加するほどあっけらかんとしていました。午前中に病院に預け、稲毛駅で優雅にランチを取り、そのまま快速で神奈川まで。

そのまま一泊入院でお迎えは夫(当時彼氏)の算段もつけて。

その改札に入る直前になって、やっとスマホを見たんです。


病院からすごい数の不在着信。


もうびっくりですよ。10件以上も。え、さっき預けたばっかやん。

まさか…何か重大なことでも!?!?

と、不安バクバクのまますぐに折り返しました。

命にかかわることならイベント参加も中止で即座に病院に戻る気で。


先生からの一言は

「いまお腹を切って開けている状態です、何もありません…」


そう、瓈麻には既に子宮も卵巣もなかったのです!!

(お迎え時に先生がわざわざiPadで撮っておいてくれた写真も見ました)


既に避妊手術が済んでいたにもかかわらず

わたしは当たり前の常識を振りかざして無駄な開腹をさせてしまったのです。

いやわたしからすれば、わかるわけがなかった。

だって警察からも愛護センターからも迷子の届け出はないと言われたまま誰からも電話は来ないし、近所付き合いなんて犯罪防止のため皆無。

耳カットもない。夜中すごい声で泣き叫んでばっかりいたから、てっきり発情期のメス猫の声なのかと勘違い。

ネットで桜耳の存在を知っていたけど、まさか自分がそんなレアケースにあたるなんて思いもしなかった。

そして3か月経っても、飼い主らしき人は、現れなかった。


あんなに人慣れして、きっと飼い猫だったろう瓈麻。


ちなみに色んな事情を考慮し、先生はお腹を閉じるときに耳をカットしてくれました。

耳切るなんて!痛そうじゃん!麻酔切れたら痛いに決まってんじゃん!

と発狂しそうなわたしでしたが、帰ってきたらケロッとしている瓈麻。

(ピアス両耳で13個も開けてたわたしが痛そうなんてよく言ったもんだ)


どんなに大切に飼っていたって、突然の拍子に家を出て行ってしまう、迷子になってしまうリスクは誰でも背負っています。

そのまま家に戻れないかもしれない。ロードキルに遭うかもしれない。虐待犯につかまってしまうかもしれない。

でも、優しい人に保護される可能性だって等しくある。

その時にこの子がちゃんと大切に飼われている猫だって保護してくれた人にアピールできる方法があるとするのなら。

迷子札、マイクロチップ、そして耳カット。


うちで保護した子達が耳カットを強制にしている理由です。


迷子札は迷子の途中に外れてしまうかもしれない。

なら残されたツールはマイクロチップと耳カットしかない。


どうでしたか?ネットの記事でしか読んだことのないようなことが身に降りかかった。

嘘のような、本当の出来事。


昔働いていた居酒屋の大将が言ってました。

「行動ひとつにしても、必ず理由がある」

秘密結社猫のために生きよ は、理由のないことをしません。

全ての行動に理由がある。

わたしが耳カット強制している理由を今あなたに知ってもらえたら。




余談ですが耳カットって本当に先生のセンスが出てきますね。

ちなみに瓈菜の耳カットは本当にシャレオツです。理想中の理想の耳カット。超シャレオツ。

おやすみなさい。

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