多賀城市83歳高齢者多頭飼育崩壊の現場について【名前も決まったよ】
- 環生 出山
- 1 日前
- 読了時間: 9分
おはようございます。秘密結社猫のために生きよ 出山です。
SNSでは先に書いていた
「多賀城市で起きた高齢者による多頭飼育崩壊」について、
生まれたてのベイビー含む全9頭を保護しましたことをご報告させていただきます。
なお、この現場には助っ人として
にご協力いただきました。(先生は現場入ってません、往診での初期治療を頼みました)
そして9頭のうち2頭が既に保護猫譲渡るーむへ移籍し、ベイビーも里親希望者様がいる状態です。
【猫紹介】まず保護された子たちを紹介します。【かわいいよ】

【①ちゃん】命名:ソニカ
ダイハツの車からとりました。ベイビーのママです。
よく人に懐いていて、それでいて子育てもちゃんとしてる・・・はず。
よくベイビーを置き去りにして自由に動き回っています。

【②ちゃん】命名:アリア
日産のアリアからとりました。おっとりしてて懐っこくてルックスヨシ!
めっちゃおすすめです。浜口先生がXでおすすめ投稿してくれたほどです。
2歳8ヶ月ぐらいですが、栄養状態が悪くとても小さくてガリガリです( ; ; )

【④ちゃん】命名:ステラ
スバルの軽自動車ステラから。
おやぢがね、こいつだけはスバル車から取る!って聞かなかったんですよ。
うちの三男坊(2024年度仔猫ズ)に、ちょっと似てるでしょ?
歯がボロボロのようです。推定4歳ぐらい。

【⑤ちゃん】命名:アルト
スズキの軽自動車アルトから。アルトラパンのほうがみんなはイメージつくかな?
とても食欲旺盛、とっても小柄でなでなでもできます。
栄養状態が悪かったせいかとても小柄ですが2歳ぐらいです。

【⑦ちゃん】命名:トレノ
トヨタのパンダトレノから。
とんでもなく食いしん坊で皿に向かって突撃してきます。
故に皿を一つ落として割り、マッマからめちゃくちゃ怒られています。
現在になって軟便が始まったので治療中です。3歳ぐらいです。

【⑧ちゃん】命名:ゼスト
ホンダの軽自動車ゼストから。
珍しい?シャム男です。結構神経質で怒るけど、なでなで好きです。
食欲減退、嘔吐が続いたので現在治療中です。

【①ソニカの子供】ベイビー
もう貰い手がほぼ確定しているので、あえて名前を付けずベイビーと呼んで育てています。
ソニカが絶食を起こし母乳が出なくなったため、出山夫婦がたまに助けを呼びながら育てています。生後3か月で譲渡の予定です。


↑茶白のボーロ君とキジトラのチップ君は
早くも保護猫譲渡るーむへ移籍となっております。
ちなみにみんな、1回目のエイズ白血病の検査は陰性でした!
奇跡です。絶対エイズの子とかいると思ってた…
今はみんな栄養状態が悪くて骨ばってて、まずは普通のご飯を食べられるように尽力しています。またソニカの母乳が出ないため、ベイビーは出山夫婦でミルク飲ませたりして育てています。
【経緯】
スレッズでDMが来たことがきっかけでした。
ポアロの宣伝に走るだけ走ったけどDMをすっかり見落としていて、即レスできてませんでした。山形県在住のAさんからのDMです。
「仙台の方から高齢者の飼育困難という話が来ているのですが相談に乗ってほしい」
ということで電話をしました。
話の内容をまとめると
「多賀城市で83歳の高齢者がペット不可の物件で猫7匹?8匹?を飼育していて、大家から何とかしろと言われている状況」
ということでした。
でも、Aさんは現場を見ていなかったのです。
現場に出入りをしていて相談してきたのは誰?本人?と尋ねると、Bさんという人を紹介され、詳しいことはBさんに聞いてくれと言われてしまいます。
ということで早速ペット終活サポートネット宮城様へ連絡しつつ、Bさんへ電話をしてヒアリングを行いました。幸いBさんはその時現場にいてくれたので話が早かった…ですが、こちらの質問に対していちいち誰かに尋ねている。そしてその返事をしている声は、どう頑張っても婆さんじゃない。爺さんの声。
失礼ながら、後ろから聞こえるおじいさんの声は誰?おばあさんは独居じゃないの?と尋ねると、爺さんは婆さんの恋人を名乗るCという人物でした。
婆さんとCが同居しているようです。
急ぎ現場を見る必要があったので、次の日には助っ人に同行してもらって現場入りしました。
ひどい有様でした。
介護用ベッドの上に、猫がわらわらと気持ちよさそうに寝ている。
とだけ書くと、聞こえがいいかもしれません。
しかし家の中は糞尿の臭いがすごく、あちこちで爪を研がれて壁はボロボロ、トイレは衣装ケースに新聞紙、水の器もご飯の皿も汚い。
キッチンに無造作に置いてあったキャットフードの袋は空っぽ。
「この子らは何でも食べるの!」と自慢げな婆さんの指さす先には、白米と水煮缶。
マジもんの猫まんまを生きてて初めて見ました。

しかも、恋人を名乗るCは猫が大嫌い。どういう状況なのか頭が追いつきません。
大家の職場の同僚を名乗ったBさん。でもそのあと出てきた大家はどっからどう見ても70代は過ぎている。Bさんは20代といったところか。
ペット不可と言いながらずっと長く一緒にいるサビ猫だけは飼うと言った婆さんに対しCが怒って制止。もうわけがわからない。
とりあえず
・猫は全頭保護
・お金の話になった途端著しく機嫌を損ねたCは猫をすべて外に放り投げると言い出したので全員で制止
・猫は全頭所有権放棄、検査結果次第では塩竃保健所に連れていくことも承諾を得る
という方向で動き始めました。
さっさと動かないとCの機嫌がまた悪くなって状況が最悪になってしまうので、助っ人様の手腕で1日でほぼすべての猫が捕獲され、出山家へ。
決行日におやぢを同伴させましたが、おやぢは現場見てないです。
トラブル防止のためと、捕まった猫たちの搬入、運転のために同伴させました。
1日目で捕まった子たちはオス2匹がそのまま保護猫譲渡るーむへ移籍となり、メス4匹はにじのはしスペイクリニックでマイクロチップと避妊を済ませてもらいました。
それでも時すでに遅し、結果的に合計7匹の仔猫が堕胎で命を落としました。
年寄りって命の大事さが誰より分かってると思ってたから、不妊の女としての自分が、自分の中でシクシク泣いてるんですよ。
しかし最後の1匹のシャムが見つからない。
しかもここにきて、あれだけ一緒に仲良く寝てたのに「うちの子じゃない」と言い出した婆さんとC。
でも自分の目で見てしまった以上、捕まえないわけにいかない。
話が二転三転している人間の言うことなんて、信じません。というわけでシャムも時間がかかりましたが助っ人様が捕まえてくれて、初期治療が済んでうちに来ました。
これがこの現場の経緯です。
【お金の話】
金の話をした途端急にキレだしたC。
あとから発覚したことですが、婆さんもCも家賃を10年以上滞納しているということでした。ナマポのにおいがしますが…大家さんもとんだお人好しです。
というわけで元凶の2人からはお金はいただけませんでした。仲介したBさんからもらうのもなんだか筋違いだと思い、もらってません。
スペイクリニックの分は助っ人さんに払ってもらいましたが、せめて堕胎代と供養代と足代は払わせてくれと頼み、うちから2万円お渡ししてます。
るーむへ移籍した分の2匹は、るーむ費用持ちになりました。
あとは全部出山家の負担です。
このお金の出所は、里親様から昔いただいて保存してた寄付分です。
【今後の話】
ゼスト(シャム)、アリア(クリーム三毛)、ステラ(キジ白長毛)、アルト(キジトラ)、トレノ(黒白)は、初期治療が完全に完了次第バシバシと提携先に出します。
でもその前に、ゼスト以外のメス軍団は全頭ちっちゃすぎ&痩せすぎなので、太らせます。
出山家は猫を太らせるスペシャリストですので頑張ります。
ママ猫とベイビーはまずしっかり生活ができるところ、順調に育つところを目指します。
ママの母乳が出ない以上、出山が3時間おきに死ぬ気でベイビーにミルク飲ませます。おやぢが代われるときは代わってもらいますが、基本はでやまが作業部屋で仕事しながら頑張って育てます。
ベイビーはまず体重500gを目指します。ママが子育てを放棄したわけじゃないので、ママが元気になるようサポートもします。既に敷くタイプのヒーターを導入してあります。
出山の作業部屋はWindows機から発せられる熱で何もしなくても室温が25℃近くあるし着る毛布もあるので問題ないでしょう。
環境を整えながら回復のためのサポートをしつつ、子育てのサポートもする。って感じです。ママだって子育て終わったら自分の猫生を謳歌してもらいたいので今踏ん張ります。
ゼスト・ソニカも治療中です。
ゼストは嘔吐続きの絶食のため点滴治療中です。
ソニカは軟便が続くので治療中です。
【皆様へお願い】
出山からファンの皆様、今回の件で秘密結社猫のために生きよを知った皆様へお願いがございます。どうか聞いてください。
①自分の親族が無責任なエサやりになってないか確認してください
ご自身の両親や祖父母が無責任なことをしていないか確認し、してたら止めてください。
免許返納をめぐって親子で喧嘩、とかあるそうですが、それと同じです。
ご自身の両親や祖父母が無責任なことをして、死ぬために生まれるような命を増やすことに加担したりしないよう、全力で阻止してください。
②避妊去勢をお願いします
健全な生殖器を取るなんてかわいそう!と思わないで。
産まれてすぐ死んでしまう赤ん坊のほうがかわいそうです。
望まない妊娠をしまくるメス猫もかわいそうです。
たとえその結果、堕胎になっても悲しまないで。
その悲しみは、5年後、10年後の未来を変えます。
③仔猫を保護したら、保温と獣医師の指示を徹底してください
便利な時代なもんで、SNSでつぶやけば誰かが教えてくれるしAI使えば回答が返ってきます。が、生身の命に一番詳しいのはプロである獣医師さんです。
ネットの情報を鵜吞みにせず、プロにきちんと相談してください。

以上、よろしくお願いいたします。
秘密結社猫のために生きよ
出山より




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