【脱・無関心のすゝめ】世間を騒がせている熊本の保護団体の崩壊事件について【怒りのお気持ち表明】
- 環生 出山
- 6月5日
- 読了時間: 5分
まずは亡くなられた全ての猫たちの魂が今、安らかであることを祈っています。
キャリーに閉じ込められたまま、開かれることのないキャリーの中で飢えや糞尿、暑さ寒さで苦しみながら亡くなった猫たちのことを思うと
食べるものもなく、仲間たちと折り重なりながら白骨化していった猫たちのことを思うと
すみませんが言葉も出てきません。わたくしの語彙力では言葉が出てきません。
家で線香をあげるぐらいしかもう出来ません。
アニマルアシスト千手の Facebookを見てきました。
代表が何も知らなかったというのはどういうことなのでしょうか?
うちは夫婦2人のみで運営、猫の捕獲だけボランティア様にお願いし、慣れない猫の慣らしバイトさんが2名と少数精鋭ですがきちんと報告・連絡・相談いわゆる報連相をきちんとしています。移籍先に出した子たちについてもSNSで状況を確認したり報告を受けたりしています。
子の不始末は親の不始末です。
代表が何も知らないというのは、代表も相当数の猫を抱えていて自分のことでいっぱいいっぱいでボランティアの状況まで把握しきれていなかったということでしょうか?
写真も拝見しましたが普通に考えてこんなゴミ屋敷&白骨化遺体になるまで、3か月以上はかかると思います。誰もその間この副代表宮田ユキ氏と接触はなかったのでしょうか?
うちは道路で轢かれている猫の遺体回収・火葬場へ連れて行くこともしています。遺体となって3日も経てばそれなりににおいが出てきます。マジで。いずみちゃんの時は土日祝挟んだから火葬場へお連れするのが遅れてしまって、車の中に結構染みつきました。
家の中があのゴミ屋敷で腐敗の進んだ子がいて、マジで誰も気づかなかったんでしょうか?
本人と誰も会わなかったんでしょうか。
それとも何でしょう、本人からはフローラルのいい匂いがしたとか?普通に考えてするわけないでしょう。
ファミリーと保護子合わせて12匹いる我が家でも、帰宅すると「くせえなあ…」って思いますよ、自分の家だけど。
何が正解で何が不正解なのかわからなくなってきた動物愛護の世界。
少なくとも、保護団体が命を救う英雄である時代は終わりを迎えると思います。
猫1匹保護して、治療して、メシ食わせて、里親様に繋がるまで我が秘密結社でも5~10万ぐらいかかってます。ざっと計算しただけだけど。
かわいそう!!でも自分には…
そうだ、保護団体に連絡しよう!お金は払えないけど!!
保護団体さんならきっと救ってくれる!!うん、お願いしよう!!
お金は払えないけど命を助けてください!!
自分には何も出来ませんけどこの子のことよろしくお願いしまーす!!
↑こんなのばっかり引き受けてたらそりゃ崩壊しますって。
お金の問題もそうなんだけど、お世話する人間の体力や時間って限界があるんですよ。
我が秘密結社は家の中に全部で猫トイレが今11個あるんですけど、毎日の掃除は勿論のこと、砂の全取替、トイレの丸洗い、死ぬほど疲れます。
膨大な量のご飯やお水の器、洗うだけで水切りかごに入り切りません。
1か月に1回ぐらいまとめてフードや砂やシートとか注文するんだけど、届いたら玄関が通行止めレベルになります。すごい量すぎてさっさと捌かないと玄関から出入りが出来なくなります。
保護団体が「保護して終わり」じゃないように、
預けた人も「預けて終わり」やめませんか?
その子の行く末を見守ってよ。
あと「寄付して終わり」もやめましょうよ。
自分の金が何に使われたのか、もうちょい興味持ちましょうよ。
今回の件は宮田ユキ氏に問題があったのは言うまでもないですが、「何も知らなかった代表」「預けて終わった人達」「誰も宮田氏を気にかけなかった他メンバーやボランティア」等の「無関心」が招いた結果であるとも思ってます。
宮田氏が今後どうなるのか、続報を待ちたいと思いますが今回の事件はとても見過ごせるものではないし、ほかの団体だって明日は我が身だと思います。うちもね。
うちは横の繋がりがほとんどなく独断で動いているところがありますので、皆様が今後も安心して見守ってくださるよう、SNSという形にはなりますがきちんと更新し報告事項は報告を入れさせて頂こうと思います。
横の繋がりは今のところやはり作る気は起きませんので、その分しっかりと発信は続けていこうと思います。毎日投稿とかは無理だけど。
是非、皆様も「脱・無関心」お願いいたします。
一緒に動いてくれてるメンバーに異常はないかな?
いつも応援している団体に異常はないかな?
預けた猫は、今元気かな?
里親様のところで元気に過ごしているのかな?
寄付したお金はちゃんとした使い道に使われているのかな?
一緒にやりましょうよ、脱・無関心。
こんなこともう二度と起きてほしくないんですよ。絶対に。
最後になります&重ねてにはなりますが、亡くなった猫たちの魂が今、安らかであることを祈っています。あの世ではもうどこも苦しいところがなく、新鮮なご飯やお水をたくさん飲んで、ふかふかのベッドで寝ていられますように。
秘密結社猫のために生きよ
出山 環生
Comments