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仔猫ズ琉帆、トライアル出発しました&高齢者への譲渡について

  • 執筆者の写真: 環生 出山
    環生 出山
  • 3月12日
  • 読了時間: 6分

おはようございます。秘密結社猫のために生きよ 出山です。

3/9、保護猫シェルターおうちにおいで。へ移籍させておりました琉帆ことルポやんは無事に里親希望者様のお宅へトライアルに旅立ちました。

8月の保護から応援してくださった皆様、店頭で会って遊んでくださったお客様方、毎日の健康管理をしてくださったオーナー、店長、誠にありがとうございました!



今回ですが慎重に検討したりあれこれ考えたりしました。

というのも、今回の譲渡先(里親希望者様)は高齢者世帯であり、後見人のご用意ができないという問題がありました。

しかもルポは生後1歳にもなってない

普通の保護団体なら一発アウト案件です。高齢者への譲渡や預かりボランティアになってもらうことは増えてきましたが、仔猫の正式譲渡はなかなかないでしょう。

なので今回の譲渡についてわたくし共の素直な考え、ルポのことを考えた対策など書いていきたいと思います。




まずわたくし共の考えとして

「何歳からでも猫を飼う楽しみを感じてほしい」

と思ってます。本音です。

事実、当時4歳だったノルウェージャンのガーちゃんを実家に渡したとき父親は60歳を超えてました。現在70間近の父親と60を過ぎた母親は、ガーちゃんのお陰か孫が出来たおかげか、ボケずに元気に生活しています。そしてもし両親の身に何かあった際、ガーちゃんはうちが引き受けて千葉まで迎えに行きます。


ただ今回はそれとはちょっと事情が違います。

先程も書いた通り、里親希望者様は現状で65歳以上であること、ルポは仔猫であること。

そして後見人がご用意できないということ。

当初はペット終活の備え、サポートをしているペット終活サポートネット宮城へ後見人をお願いする、もしくは老猫ホームと契約をしておく…という感じだったのですが、ペット終活サポート様の活動趣旨に反すること、老猫ホームと契約するにしてもルポは若すぎることなど色々課題がありました。



それに対してわたくし共夫婦で話し合い、里親希望者様とお話を続けました。



まず夫婦で話し合ったことですが

「いつまで経っても猫の実家であり続ける」

という活動理念に間違いがないことを確認しました。

ルポはすばる・ミトの兄妹であることから55歳で動物の飼育をやめると決めていたわたくし共が保証人になったところで特に問題がなかったことも大きいです。

そしてもうひとつ、「保護動物を迎える選択をしてくれた」ことも大きいです。

簡単に言ってしまえば保護猫を迎えるってのは、条件だらけでいばらの道を行くようなもの。早い話、条件なしで金さえ払えばすぐに動物が迎えられるペットショップに行けばうるさいことも言われないで済む。譲渡条件がネックになってペットショップに行く高齢者だっている世界で、わざわざ保護動物を迎える選択をしてくれた。

その気持ちを、大切にしたかったんです。

だから自分たちにできることは、やれるだけやりたかった。



そして里親希望者様ともお話を重ねました。

①今後も仙台に住み続けていくつもりか

急に大阪や九州など西日本や北海道、沖縄にお引越しされてしまったら、流石のうちらでもすぐにお迎えに行くことができませんので確認しました。

②なぜルポを選んだのか

仔猫だから、懐きそうだからなどの理由なら別の猫を推そうと思ってました。成猫でも懐っこい子はいますし可愛い子はたくさんいますので。

③お約束を守っていただけるか

これから書きますが、お約束事を独自ルールとして決めました。それを守っていただくことができるかどうかも大事な要素でした。



そのお約束ですが、後見人契約の書類としてこういう形で提示させていただきました。


①基本的にはトライアル時・本契約時の書類の内容をお守りください

適切な衣食住と脱走防止等、書類の内容をお守りいただきながら猫と楽しくお過ごしいただきたく思います。


②月に1度は猫の様子をお知らせください

秘密結社猫のために生きよ 出山と保護猫シェルターおうちにおいで。が何かありましたらサポートいたしますので、お困りの際もいつでもご連絡ください。


③必ず猫に関する緊急連絡先カードをお財布やご自宅のわかりやすいところに持参・掲示ください

万が一家の中でも外でも倒れられたとき、ご自身だけではなく猫にも援助の手が届きますよう、お願いいたします。


④ご夫婦どちらかにケガ・病気が見つかった際もご連絡ください

その際、

・飼育継続可能

・一定期間飼育不可(治ったらまた飼育再開可能)

・飼育不可

をご連絡ください。ケガや病気の介護は体力も気力も使いますので無理をしてほしくありません。ですのでご連絡をお願いします。こちらも状況を迅速に把握することで早く動くことができます。


⑤一定期間飼育不可の場合の預かり期間は、養育費として1か月10,000円をいただきます

一定期間飼育不可の場合、該当猫は私共で預かります。また一緒に暮らせる準備が整って猫をお戻しする際に1か月10,000円で養育費として頂戴いたしますのでご了承ください。


⑥飼育不可となった場合の譲渡金は返金できませんのでご了承ください

飼育不可となった場合こちらで引き取り、再度里親募集をします。次の里親様が見つかるまでのフード代や猫砂代など費用もかかりますので、返金はお受けできませんのでご了承願います。


⑦交通費は頂きません

ホームページ記載通り私共は交通費を頂かないスタイルです。引き取り、お届けにかかるガソリン代等は頂きません。



ざっとこんな感じです。お約束が一個でも破られた場合はルポは即刻迎えに行きます

うちが「即」と言ったらその日のうちにです。深夜だろうが早朝だろうが行きます。万が一に備えてドア蹴破るぐらいの準備ぐらいはしていきます。


里親希望者様にはこの条件を呑んでいただきました。なのでトライアルに進ませていただきました。

里親希望者様は真面目そのもの、ご夫婦どちらかが一方的になることもなくグッズを一つ選ぶにも真剣で、何かあればすぐにラインで連絡をくださるので安心でした。

このご夫婦に猫と暮らす楽しみを感じてもらいたい!

そう思えたのでトライアルに進みましたが、おそらく正式譲渡になりそうな気がします。

新しいお名前も考えて頂いてて嬉しい限りです。



高齢者へ仔猫の譲渡が正しい、とは思っていません。

ただその時の状況や人柄、キャパなど多角的に見て判断していくべきだと思っています。

高齢者への譲渡や預かりボランティア制度、老猫ホーム、助け合い制度などこれからの世界に選択肢がたくさん広がっていくことを心より願っています。

別に無責任を推奨しているわけではありません。

命に責任を持つのは子供だろうが老人だろうが同じです。

少子高齢化です。年齢だけで弾かれる世界は終わりにすべきだと思ってます。


長々と書き連ねましたが、無事に正式譲渡になるまで引き続き応援よろしくお願いいたします。


秘密結社猫のために生きよ

出山 環生

 
 
 

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