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​ダンボール基地とは

「秘密結社猫のために生きよ」で保護した子たちが暮らす基地。

ダンボールのように、決して高級ではないけれど

​でも妙に落ち着く、あたたかみのあるそんな基地。

「安心できる場所がある」ことに固執した代表が

​やれるだけやってみた、そんな基地。

​代表挨拶

子供の頃、安心して帰れる場所がありませんでした。

常に親の顔色をうかがい、親の指示通り、親の希望通り生きてきました。

食べるものに常に困り、お金がないばっかりに進学も不自由しました。

親の言うとおりに生きて、いじめにも遭いました。

受けてきた暴言の数は多分星の数ほどあります。

絶望して、無くすものが多い人生でした。

叩けばホコリどころかヘドロが出てくるような人生でした。

我々が保護した子たちも同じように闇の中を生きてきた子たちです。

お金を理由に他の団体様から保護を断られた子。

家族として迎えられることを拒否され続けた子。

勝手な都合で手放され、兄弟を殺された子。

若く幼いのに、度重なる妊娠、出産で子宮がズタズタだった子。

そんな子たちに安心して身を隠せて、思い切り栄養満点なご飯を食べられて、きれいな水が飲めて、眠れる場所を。

生きていくうえで当たり前の権利を。

「僕は生まれてこなければよかったの?」という問いがあるなら、全力でノーを叫びたい。

その子が命閉じるその瞬間まで、どこに行っても、いつでも帰ってこられる実家のような存在でありたい。

​いつでもそう願っています。

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