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遅くなりましたが保護猫ミラについて

  • 執筆者の写真: 環生 出山
    環生 出山
  • 9月14日
  • 読了時間: 6分
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【本家ブログからのコピーです】


おはようございます。秘密結社猫のために生きよ 出山です。

特例で受け入れた新猫について、ここでしっかりご紹介等していけたらと思いブログを書いています。

是非最後までお読みいただければと思います。


【経緯】

インスタのDMが来たことがきっかけです。

宮城県七ヶ浜町にて、ケガをした猫ちゃんを保護し病院にて治療をしてもらったが自宅で飼うことが出来ず入院したままでどうしたらいいかとのご相談でした。

ケガは骨盤のはがれ、尾椎の付け根損傷があり神経にも損傷

尻尾は今後一生自力で動かすことは不可。自分の尻尾で自損事故(かじる等)起こすようなら断尾手術が必要とのこと。(簡単に言えば尻尾を切断すること)

一時的だろうが神経の損傷の為に自力でおしっこを出すことが出来ず、圧迫排尿が必要。(うんぴはポロポロ勝手に肛門から落ちてくるので便秘を起こさなければ特段ケアの必要なし)

また顔の片側だけヒゲがないことから虐待の可能性が捨てきれないこと、等多々問題がありました。

最初に行った病院では安楽死を勧められたそうですが、諦めきれず別の病院に連れていき、治療をしてもらったとのことでした。

ご依頼主様とお話し合いし、病院で獣医師立会いのもと説明を受け、入院治療にかかった費用をご依頼主様が全額負担すること、引き受け後の費用請求ならびに引き受けに当たっての金銭授受はしない旨で合意し、秘密結社で受け入れることとなりました。

避妊去勢は既に済んでおり、地域猫(のちほどお話をさせて頂き、それは地域猫ではないと説明はしております)としてお世話をしていたようです。

秘密結社としては初のハンデ猫の受け入れです。


【名前】


命名 ミラ


初めて会った6/26からたくさんの奇跡を見せてくれました。

最初動物病院で面会する前に送られてきた動画では後ろ足が弱々しく、しっぽはだらんとしたまま。うわー…ってのが本心でした。

ところが動物病院で面会をしてみると、しっかり後ろ足を使って4本の足で立ち、歩き、伸び、動いたのです。簡単な段差なら上り下りができるとのこと。

元気な声で鳴き、よく懐き、しっぽこそ動かないものの歩く姿に、わたくし共夫婦は感動したものです。命の力強さ、生きることの美しさ、言葉ではとても言い表すことが出来ない感情に襲われたのです。

また今日までの短期間で問題のあった排尿も、無意識ではあると思いますが自力で少しずつ出せるようになっています。トイレでしっかり、ではなく気づいたら出てた、って感じですが…

圧迫排尿も嫌がっていますが、怒っても嚙んだり引っ掻いたりせずやらせてくれます。


名前の由来はダイハツの軽自動車「ミラ」。

実は奇跡、ミラクルをイメージして名付けられているんだそうです(chatGPTちゃんが教えてくれました)。

その歴史は長く、ミラジーノ、ミラココア、ミライ―ス…と人気車種を生み出し続けて世間から長く愛され続けている車です。

ちなみにミラココアの後継がダイハツ キャスト。

そう、何を隠そう出山が生まれて初めて買った車がキャスト!!(どうでもいい)

この子の奇跡、ミラクル、そして長く皆様から愛されますようにと願い名付けました。

ちなみに出山家は今度出るミライースGRスポーツにときめきを隠せません。(どうでもいい)


2023年ごろ生まれの推定2歳、女の子です。

あどばんに顔がそっくりですが、あどばんと違いおしゃべりな子です。


2025 8/1現在での現状を書き記しておきます。

里親募集を開始すべきなのかは今検討中です。

もしハンデを承知で立候補してくださる方がいれば超前向き通り越して前のめりになりながら検討したいと思っていますのでメールください。


①骨折、ケガについて

8/1のレントゲンでは骨盤のズレはすっかり良くなっていました。

尾骨もまあまあかなって感じです。

顔の半分だけヒゲがなかったですが、ちゃんと生えてきました。

段差の昇り降り、歩行に特に異常を感じません。

しっぽは相変わらずあまり感覚はないようでだらんとしたままです。

陰部の舐め過ぎで細菌感染を起こしており、今は陰部の毛を刈って、軟膏を塗って注射を打ってます。

飲み薬等は特に飲んでません。


②トイレについて

神経が回復したようです。うんぴはトイレで出来るようになりました。

途中何本か動画をアップしていたのですが、今ではちゃんとトイレでうんぴして砂をかいて、って出来てます。

おしっこに関してはもう圧迫排尿は一切していません。

気付いたらちょろっと出たり、ジャーっと出たりしています。オムツとかは履かせておらず、ケージを全部ペットシーツ敷いて対応しています。

ただ本人的には少しずつ感覚を取り戻してきているのか、陰部をしきりに気にして舐めています。その刺激でおしっこが出てるところもあります。それ故の細菌感染です。

尿検査も受けていますが特に問題は無いようです。

しっぽが動かない為しっぽがおしっこで汚れがちです。


③初期治療について

キャットコンボを投与ができており、今のところうんぴから虫が出てきたことはないです。

8/1に2回目のエイズ白血病のウイルス検査を受けており、どちらも陰性でした。

一緒に受ければよかったものを、頭が回っておらずワクチン接種を忘れました。なので現状ワクチンに関しては1回打ってあるだけとなっております。

陰部の洗浄にまた8月後半行くのでその時にワクチン接種を済ませようと思ってます。


④普段の生活について

おしっこの問題がクリアできていないので基本的にはケージに居てもらってます。

オムツ履かせて室内…とも考えたのですがせっかくうんぴが自力で出来るようになってるのにオムツ履かせることに抵抗があって出来てません。すみません。

食欲に問題は無く、初期のころはあんなに魚の缶詰というかパウチとか好きだったのに、今ではすっかりカリカリしか食べてません。ウエット系はちゅーるまたはちゅーるスープとなっております。

ちゅーるがあると性格がオラオラ系に豹変します。

段ボールの爪とぎが大好きでよくある段ボール爪とぎの上で寝てたりしています。

おしっこですぐ汚れてふやけるので半壊したら交換しています。

ファミリーのおさがりのベッドを入れたところ埋もれながら寝てます。普通の猫並みにやわらかい毛布やベッドは好きなようです。

夜鳴きがひどすぎて近所迷惑レベル(夜間フルパワー夜鳴き時に計測したところ71dB)だったのですが部屋を移動して出山の寝室に連れてきたところ、夜鳴きはピタッと収まりました。

猫が好きというより人間が好きなのかな?ただキャリーに詰めようとしたりするといっちょまえにシャーって言います。

ケージの隙間から手を伸ばして壁紙を破損させる…等の迷惑行為は今のところありません。

水をよく飲みます。すごく飲みます。水分不足の心配は全くないです。

体重はとても増えて、8/1現在で3.8キロとなっております。


以上となっております。

この状態でも里親募集のお申し込みがあれば対応していこうと思っております。

おしっこがクリアできれば移籍も全然考えております。

ただしっぽに関しては獣医師からは今後、断尾(しっぽを手術で切る)を勧められています。

折角のかぎしっぽなので今のところ消極的なのですが、あまり生活に支障が出るようなら検討していかなければなりません。


是非応援よろしくお願いしますm(_ _)m


なんかね、きっとなんとなくだけど、うまくいく気がするんです。

なんとなくなんだけど。



 
 
 

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